矯正治療は歯を目標とする位置に動かせば終わりというわけではありません。歯は動かしてすぐに装置を外すと元の位置に戻ろうとし、後戻りしてしまいます。この後戻りを防ぐために、歯を動かした後その位置で安定させる必要があります。また舌の癖で歯を押したりするとせっかく並んだ歯並びが崩れてしまいます。これを防ぐために行うのが保定です。

保定装置

インビザライン治療をうけた患者さんでよく用いる保定装置が、マウスピースタイプの保定装置です。インビザラインを作っているアメリカのアライン・テクノロジー社がビベラリテーナーという保定装置を提供しています。インビザライン矯正治療中のマウスピースと同じく、ほぼ透明で目立たず取り外し可能であり、食事や清掃がしやすいです。歯を動かす際のマウスピース(アライナー)と比較すると固くて頑丈に作られています。

保定の期間

一般的には歯を動かした期間と同じくらいの期間の保定が必要であると言われています。

最初は食事や歯磨きのときだけ外し、少しずつリテーナーを外す時間を長くします。

半年から1年が経過したころから徐々にリテーナーの装着時間を減らしていき最終的に使用をなくすことになります。リテーナーを使用しなくてよくなった時が保定期間の終了となり、矯正治療の完了となります。