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矯正治療について知る

10代のお子さまの矯正治療をお考えの保護者の方へ



あなたは、次のような理由でお子さまの矯正を考え始めているのではないでしょうか?

  • 自分が歯並びに悩んだ分、子供にはキレイな歯並びをプレゼントしたい
  • 歯並びが原因で歯磨きが行き届かず、幼少期からむし歯にさせてしまうことが多かった
  • 本人(お子さま)自身、成長するにつれて「歯並びを治したい」という気持ちが強くなってきた

実際に、お子さまを連れてカウンセリングや検査を受けられた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

矯正治療について調べ始めると、装置の種類・金額・治療期間・抜歯の必要性・ワイヤー矯正との併用が必要など・・・医院によって様々で、非常に複雑に感じてしまうのではないでしょうか。

マウスピース型矯正装置による矯正治療は、心と体が大きくする中学生・高校生のお子さまにとって多くのメリットがある矯正治療です。

このページでは、小児矯正とも成人矯正とも違った特徴をもつ、中・高校生の矯正治療についてご紹介します。


お子さまについて、次のうちいくつ当てはまりますか?


  • 中学生(第2大臼歯、前から数えて6番目の歯が生えそろう時期)~高校生である
  • 楽器、スポーツなどの部活を行っている、装置でケガをしないか不安
  • 目立たない装置で矯正をさせてあげたい
  • 他院で「抜歯が必要」と言われてしまったが、歯は抜きたくない
  • 金属アレルギーがある
  • 小さいころから、歯並びが原因でむし歯や歯肉炎と診断されることが多かった

もし、一つでも思い当たるとしたら、当院の矯正治療はお子さまにとっても親御さんにとっても多くのメリットを感じていただけるはずです。

中学・高校生の矯正治療で知っておきたいこと

中学~高校と成長するにつれ、お子さまは学校・部活・スポーツ・友人との交遊など、多くの人との関わり、その中で社会性を身につけていきます。同時に、思春期でもあるこの時期に自我を育てていきます。

矯正治療を始める前には、こうしたお子さま本人の生活を考慮した治療方法を選ぶ必要があります。

例えば、マウスピース型矯正装置による矯正治療は、吹奏楽や運動部に所属されているお子さまに選ばれることも多い傾向があります。これは、金属のブラケットを付けるワイヤー矯正では、楽器の演奏で唇を切ってしまったり、ボールが顔に当たったときにケガの原因になったりするためです。

マウスピース型矯正装置による矯正治療は、「装置が目立たない」「恥ずかしくない」というのも大きなメリットの一つですが、それ以上に学校生活や部活・習いごとといった”青春”を過ごすうえで妨げにならないという点も非常に優れています。

中学・高校生の年齢では、体も成長段階にあり、成人にくらべて柔軟に歯を動かすことができるというメリットがあります。日本において、20代の約7割が歯周病ともいわれていますが、中高生の若いお口の中は、歯周組織のダメージも少なく、骨の代謝も活発なため矯正治療がスムーズに進められるケースも多いのです。

また、第二次性徴期には下顎の成長も旺盛になります。体が成長過程にあるこの年齢に矯正治療をスタートすることは、歯並びの改善だけでなく、上下顎のバランスよく整えるという観点からも非常にメリットがあると言えます。

非抜歯による治療をご希望の方へ

先ほどもお伝えしたように、中学生・高校生のお子さまは体や骨格が成長過程にあります。永久歯が生えそろう前であったり、骨が未熟な時期に治療を始めることで、顎のバランスを整え、歯を並べるスペースを十分に確保することが可能になります。成長の過程にあるお子さまだからこそ、大切な歯を抜くといったリスクを下げることができるのです。

いつも通りの生活、いつも通りの歯磨き

歯並びが悪い方の場合、歯が重なったりでこぼこしていることで歯ブラシが十分に行き届かず、むし歯や歯肉炎などを繰り返してしまうこともあります。特に中学・高校生といったお子さまは、歯に関心の低いことも多く、そうした時期にブラケット矯正の装置をつけることによって、複雑な装置の隙間に汚れが溜まり、むし歯・歯肉炎といったリスクを高める可能性があります。

矯正治療中にむし歯がひどくなると、矯正を中断しなければならなくなるケースもあります。虫歯治療を済ませ、再度矯正治療をスタートするとなると、治療期間も、通院の手間も、費用も、当初の予定から大きく逸れていくことになります。

「矯正をするのは良いが、本当に自己管理ができるのか?」と心配される保護者の方も多いことと思いますが、マウスピース型矯正装置ならば着脱が可能なため、いつものように歯磨きをおこなうことができることも、治療を自信をもってオススメできる理由の一つなのです。