インビザラインのアタッチメントについて
インビザラインの治療において、歯の表面にでこぼこを付けるアタッチメントと言われるものがあります。
目立たない?痛くない? いろいろ疑問が生じてくるのではないでしょうか。
今回はこのアタッチメントについて説明させていただきます。
アタッチメントって何?

プラスチックの樹脂を使って歯の表面にでこぼこを付けて歯を効果的に動かしていくのがアタッチメントです。
もちろん矯正治療が終わったら外すものなので、絶対に外れないものではありませんが、もし外れた場合は速やかに再着しますのでご連絡ください。
アタッチメントの目的
インビザラインはアライナー(矯正用マウスピース)を何枚も何枚も交換していって歯を動かす矯正治療ですが、その移動の手助けをするのがアタッチメントです。
歯の根の部分まで力を加え回転させたり傾けたりするために重要な役割を果たします。
またアライナーの保持力を高める働きもあり、アタッチメントがない場合と比べて外れづらくなります。
アタッチメントって目立たないの?
アタッチメントは歯と同じ色のプラスチック製樹脂を使って付けますのでほとんど目立ちません。
大きさも3~5mmと小さいものです。
素材がプラスチックなので濃い色の食べ物飲み物で着色することもありますので、食後はしっかりと歯みがきすることをお勧めします。
痛みはないの?
アライナーを装着する際や外す際にアタッチメントが引っかかって痛む場合があります。
2~3日すると慣れてくるのでほとんど気になることはなくなるでしょう。
アタッチメントが付くことで歯に力が加わりしっかり動かすため、痛みを感じる方もいらっしゃいます。
アライアナーを交換してすぐは痛みを感じやすい場合もありますが装着を続けることで痛みが気にならなくなってくることがほとんどです。